Akari

marinosのことがメインなはず

ルヴァンカップ準決勝第2戦浦和対横浜FM

神戸戦同様、感情を言葉にするのが難しい試合だった。
この試合を見て絶望したと書けば、その裏に残っている諦めていない意志は消えてしまう。
ただ切り替えて前向きに応援すると書けば、心に残っている冷めた停滞感は隠れてしまう。
前向きな意志と、前向きになれない思いは両立していた。

そもそも大体のことは、あるともないとも言い切れないものばかりだ。
サッカーチームを応援することだって、意味がないと言えば言い過ぎだけれど、あると言い切るのも間違いという気がする。
浦和に負けてルヴァンカップに敗退したことは自分にとって大きな事件で、同時に取るに足らない出来事である。

試合中の姿勢や重なった怪我、試合後の悔しげな表情やコメント。
闘う姿勢やマリノスの選手としての覚悟が足りていなかったとは思えなかった。
試合から時が経ち、そんな選手たちを信じて、残りのリーグとACLを諦めずに応援したい気持ちが残った。
それでも、今季はもうダメっぽいなという思いが消え去ったわけではない。

選手を諦めずに信じる気持ちと、チームに対する諦めの気持ちは両立している。
残りの試合、マリノス愛は強いけど不器用な面もある選手監督たちを信じて諦めずに応援していく。
選手の頑張りでチームが好転にすることがあることを知っているから。
これは意志ではなく、祈りに近い。

サッカーチームを応援することは、深刻になるにはあまりにも些細だ。かといって真剣にならないにはあまりに尊い
些細な日々を、真剣に生きられた連続が自分の人生になっていく。