マリノスファンには需要がないとわかりつつ、少しベンゼマの話をさせてください。
海外サッカーにハマったときリヨンのファンになりました。
ジュニーニョ・ペルナンブカーノが中心で、マルーダやエッシェンやアビダルもいました。 キーパーはロリスの前のクペで、フォワードにはバロシュがいました。
ベンゼマは少しあとから出てきました。
決定力のある良い選手でしたが才能に関しては同期のベナルファの方があるなと感じました。
ベンゼマがマドリーに行くとわかったとき、プレーエリアが左に寄りがちなのでCロナウドやカカと被って大変だろうと心配しました。
その後のチームプレーヤーとしての活躍で心配が杞憂に終わったのは皆様のご存知のとおりです。
ですがリヨン時代のシュートレンジの広さと決定力が強調されなくなったのは少し寂しくもありました。
それでもマドリー黄金期はベンゼマのチームプレーなしで語れません。
物語に更に続きがあるとは思いませんでした。
リヨン時代とも違うなんでもすべてやる最高のベンゼマになっていました。
34歳でのバロンドールはずっと彼を見てきた同年代の自分にも非常に感慨深いものになりました。
メッシロナウドと同年代を生きて、沢山の素晴らしいプレーを見れたことには正直何の想いもないです。
しかしベンゼマを最初から見届けることができたことは自分の糧になっています。
心からマドリーの14年間お疲れ様でしたと言いたいです。