LIGHTHOUSE | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
たりないふたりは若林の枠内で山ちゃんが枠外
LIGHTHOUSEは星野源の枠内で若林が枠外
若林さん、たりないふたりでの山ちゃんくらい「自分の話」が多かったね。
自分のことを知ってくれていて、感情優位に話しても理解して受け入れてくれる人と、定期的に話せるのはとても貴重で、想いや言葉が溢れて、変化のきっかけにもなりえる。
聞き手側としては自分がすでに持っていたり乗り越えたことがある認識の確認作業になる。それでも個人的には星野源とともに若林のピュアさを、本当にすごいなこの人、と微笑ましく見守った印象。
エピソード4の客前になったとたんの若林のエンジンのかかり方もエグくて面白かったが、やはり話の深さではエピソード3のクリスマスの回がピーク。
自分なりに頑張って家族や仲間がいてくれる居心地の良い場所を作り出すと、それはそれで責任や大切な人が増えてしまい、行ったことのない新しい場所へのトライがしづらくなる。
それは飽きが生じやすくて、同じことを繰り返せない人にとっては苦しい。
ドーパミンは興奮物質で期待物質、今の幸せの物質はセロトニン。
家族や大切な仲間などとともにある今の幸せを高めることと、わくわくする未来を求めることを、はっきりと分けたうえで、両輪バランスよく充実させることが大切。
希望に溢れつつ汎用性があり全方位に優しい、星野源らしい素敵な考えだと思う。
全体的に若林の気づきが大きく、そこの話が多かったので、星野源もそこに合わせた自分の経験の話に終始した。
個人的には、やはりもう少し星野源の話が聞きたかった。
あともう少しおしゃれコンテンツになるかと思ったけれど、想像以上に民放テレビ番組感があり、特にテロップがうるさく品がなかった。
ついでに毎終わりに流れる星野源の曲も現場の感じやカメラワークが安っぽく魅力が半減していた。
結論的には番組のテイストが終始ちょっとダサかった。
それでもとても多幸感にあふれる魅力的な映像体験だった。